中国発の激安通販アプリ『Temu』の商品から発がん性のある物質が検出される例が相次いでいます。
中には腎臓に影響するものや、生殖機能に問題を起こす可能性のある物質も。
それでもTemuは地上波で激安を売りにしたテレビCMを流すなど、世界中に展開を拡大しています。
正しい情報を知って、安さだけにつられないようにしたいですね!
Temuの危険性【発がん性物質】が検出される例が多発!
Temuの商品の危険性については、韓国が危機感を持って調査を始めています。
2024年4月には、TemuとAliExpress(アリエクスプレス/Temuと同様の激安通販)で販売されている子供向け商品252品目を調査しました。
その中で38品目に発がん性の物質が含まれていることが判明。
中国発の激安通販サイト「Temu」で販売中のキッズ用品から基準値348倍の発がん性物質が検出される・・・ https://t.co/a8hefnNdAo
— ツイッター速報 (@tsuisoku777) April 28, 2024
38品目のうち27品目からは基準値の最大82倍のフタル酸エステル系可塑剤が検出されました。
また、6品目からは発がん性物質のカドミウムが検出。
カドミウムは腎機能に障害を起こします。
さらに5品目からは鉛が検出。
これらは主に安価な靴やおもちゃ、アクセサリーなどから検出されています。
子どもが直接身につけるものにこれほど多量の有害物質が含まれているのには驚きですね。
他にも、大人用のアクセサリーなどから韓国国内基準値の最大700倍に達するカドミウムや鉛などの発がん物質が検出され、韓国当局が注意喚起をしています。
Temuやアリエクスプレスで売られてる激安の指輪から基準値700倍の発がん性物質検出 https://t.co/J5o8ihWBGu
— News Everyday (@24newseveryday) April 8, 2024
日本では調査されないのでしょうか?気になりますね。
なぜ発がん性のある商品が販売されるのか
Temuなどの海外激安通販がなぜこれほどの危険性のある商品を販売できるのかというと、
大きく2つの理由があります。
- 低価格なため正式な輸入手続きを経ずに個人輸入でき、税関の調査をくぐりぬける
- 「入札モデル」の導入により、より低価格な加盟店しか販売できない
「入札モデル」とは
加盟店は決められた入札時間以内に価格の提示とサンプルの送付を行わないと、商品のTemu上での販売ができなくなる可能性があるというもの。
https://note.com/kauche/n/n877b519b4c84
入札は、1週間に1度と高頻度で行われており、その入札に出された商品の中で、低価格帯の商品のみがTemu上で販売することができると予想されています。
さらにたとえ価格競争に勝ったとしても、
翌週に負けてしまえば納入した商品は返品されてしまう、というルールもあると言われています。
そこで製造材料などのコストカットのために、有害物質を含んだ使用禁止の安価な材料に手をつけてしまっているのです。
SHEINやTemuなど中国の格安ECサイトの問題点は、強制労働による製造の疑い、デザイン盗用の知的財産の侵害、個人情報が中国政府に渡るという国家安全保障上のリスク。それに加え、製品から高濃度の発がん性物質も確認されました。個人情報の流出については中国のTikTokも以前から指摘されています。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) April 8, 2024
Temuの危険性についてSNSの反応
えええ!!アリエクやTemuの商品から発がん性検出って、、、
— つぶママ@お得を愛する浪費家主婦 (@tubutubukotu) April 11, 2024
temuは子供服とかも安くて可愛いから気になってたけどもう絶対買わない😭
まあ、そもそも登録が怖くて
シーインすら未登録の人間なんですが。 pic.twitter.com/436UlEXLt3
SHEINとかtemuの商品から発がん性物質出たって情報毎回韓国発で日本国内では特にアナウンスないのなんでなんだい。temuとか最近地上波でもCM打ってるぽいのに🤔?
— ンギャーーーー🐛 (@nr5i0df) July 21, 2024
TEMU、発がん性物質が高濃度で検出される製品が大量に販売されたり
— おもさな。 (@unayomo) July 21, 2024
(しかも子供向け製品で)
色々問題あるのに27時間テレビでCMするのはあまりにも無責任すぎないか、、?
基準の700倍とか
逆にどうしたらそうなるのか
安すぎるからね…変な材料使ってるんだと思う
自分の娘が買い出したら止める!
まとめ
Temuの危険性【発がん性物質】が検出される例が多発!という話題をご紹介しました。
これだけ危険性があるとわかると購入しないほうが良さそうですよね。
安さにつられて危険なものを子どもに与えたり、自分も身につけたりしないよう注意したいです。
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