激安海外通販のシーイン（SHEIN)商品などから、発がん性のある有害物質や黄色ブドウ球菌が検出されて話題になっています。
どの商品から検出されたのか、商品一覧をご紹介します。
また、有害物質の危険性についても併記します。
シーインの【発がん性】商品一覧
2024年7月、海外激安通販（アリエクスプレス、シーイン、テム）の商品の検査をしている韓国ソウル市の保健所から、今回公表された有害物質含有商品のリストです。
出典：ソウルニュース
この一覧からは、シーインの女性用下着から【発がん性物質アリルアミン】が国内基準値の2.9倍検出されたことがわかります。
また、化粧品においては
アリエクスプレスとシーインで展開するリップスティック2件とアリエクスプレスのチーク2件から、皮膚に感染した場合に発疹やアトピー性皮膚炎などを引き起こす可能性がある黄色ブドウ球菌を確認
Yahooニュース
また、両ブランドのマニキュア4件からは基準値以上のニッケルとジオキサンが検出されました。
また、その他のリップスティックやチーク、ファンデーションの一部商品は表示されている量より内容量が7～23％少なかったということです。
さらに、食器類についてはアリエクスプレスとテムの両サイトで販売されたエナメル食器5件から基準値の97.4倍のカドミウムと最大7倍の鉛が検出されました。
しかし今回の検査結果はどれも韓国のものです。
日本では公式には何も注意喚起されておらず、検査もされていないのでしょうか？
若い人を中心に国内でも利用者の広まっている激安海外個人輸入通販。日本でも検査をしてほしいですね！
以前にも発がん性物質が検出されている
これ以前にも、韓国の検査によりシーインの商品から発がん性物質が検出されています。
そのときは子供用のバッグや靴、ベルトなど7商品からフタル酸系可塑剤やホルムアルデヒドが検出。
靴からはなんと韓国の安全基準の680倍に相当するフタル酸エステル添加剤が含まれていたそうです。
子どもが身につけるものにそこまでの有害物質が含まれているなんて怖すぎますね！
【最新】水着や浮き輪からも発がん性物質を検出
2024年8月のニュースで、SHEINの水着や浮き輪、ビーチボールなど7点から発がん性物質が検出されたことがわかりました。
空気の注入口からも確認されたということで、直接口にするものなので注意が必要です。
今回調査したのは25点で、そのうちの7点に含まれていました。
調査していない商品にもそれくらいの確率で紛れているのか気になりますね。
同じプールで泳いでもアウトなのでは？
という声もSNSでは聞かれています。
危険な商品をなぜ販売できるのか
シーインやテムといった激安海外個人輸入通販は、
低価格ゆえに個人輸入が利用でき、税関をすり抜けることができる
税関検査は、社会悪物品の流入を阻止し、貿易の秩序を維持するとともに関税等の適正な徴収等を確保することを目的に行われます。
税関
SNSの反応
怖すぎる。子どもにパジャマ1ヶ月くらい着せてしまった
シーインのベビー服めっちゃ可愛くて安いし気になってたのに
結構シーインで買うけど、、怖いな
とりあえずシーインで買ったパンツ全部捨てよ
まとめ
シーインの発がん性物質が検出された商品や、激安海外個人輸入通販の危険な商品についてご紹介しました。
とくに子供服や子ども用品はかわいくて安いとつい手がでてしまいがちですが、長い目で見て子どもの健康に影響があるかもしれないものは触れささないことが大切ですよね。
安さにつられず賢く買い物をしたいものです！
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