ガールズユニット【 FleuR】(フルール)のMaikaさんが突然脱退を表明しましたが、それが本人の意思ではなく「母親」の意思だったことが判明し、驚きと物議をかもしています。
障害を持つ弟のためにライブ出演はやめるべきだったと怒り心頭の母親。
ここまでの経緯と驚きの「母親のコメント」、ヤングケアラーの問題点についても解説します。
Maika突然の脱退宣言
2024年11月4日、前日の一周年ワンマンライブを終えた後のMaikaさんは幸せそうな笑顔と、「次のライブに向けて走り抜けます!」というコメントをXに投稿しました。
しかしその翌日突然「ご報告」として脱退するとのコメントを発表しました。
FleuRのMAIKAです。突然ご報告になってしまい申し訳ございません。2025年7月20日のワンマンライブをもちましてFleuRを脱退することになりました。FleuRでの活動は楽しいこともいっぱいありましたが、家族の思いとNANAの思いの両方に上手く答えることができず、私には少し荷が重すぎたようです。私達の関係は終わってしまった為、一緒に練習する事はできませんが、それぞれ練習して本番は全力のパフォーマンスを致します。いつも応援していただいたファンの皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。FleuRとしての活動は終わってしまいますが、残りのイベントは手を抜くことなく、最後まで頑張ります。
突然の脱退報告だけでも驚きなのに、「私達の関係は終わってしまった」「もう一緒に練習しないけどぶっつけ本番で頑張ります」という内容に???ハテナマークが浮かんだ人も多かったようです。
喧嘩したの? でも「家族の思い」って何?
これはファンの人は混乱しますよね。
ファンの人の返信に、Maikaさんは体調不良を理由に回答しませんでした。
追記:のちに、この【ご報告】も母親が投稿していたことが判明。
事務所のコメント
翌6日、事務所のマネージャーから関係者各位にコメントが発表されました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 昨夜のMaikaの投稿は本人&事務所の意思ではない
- FleuRの二人は活動を続けたい思いでいっぱい
- 今後の活動についてはMaikaの家族と協議中
このコメントが発表されるとファンはさらに困惑することに。
Maikaや事務所の意思ではないのなら誰の意思なのか?
Maikaの母親がコメントを発表
さらに翌7日には、MaikaさんのXアカウントに【Maikaの母です】と母親からコメントが投稿されました。
かなり長文でしたので気になる点をピックアップしますと、
大垣のイベントの翌日、Maikaの弟の就職面談でした。
大垣のイベントとは11月4日のイオンモール大垣・太陽の広場での音楽イベントのことで、9組のアーティストが出演する観覧無料のイベントでした。
Maikaさんの弟さんは障害があるそうで、それでも受け入れてくれるという企業との面談だったそうです。
就職面談の前日から家にいてくれと頼んでいたのに、家族に嘘をついてイベントに出演した。
4日じゃなくて5日が面談の日だったのに、なぜに前日からMaikaさんが待機する必要があったのでしょうか?
その理由は
家族皆のサポート、また前日から集中できるように予定などは入れてくれるなと頼んでしました。
弟さんの就職面談に前日から家族でサポート&集中するためだったそうです。
状況は家族でないとわからないかもしれませんが、一般論としては「えっ、娘さんの夢は我慢しないといけないの?」「前日から?」と思ってしまいますよね。
もしご両親が仕事を休めないからというのなら、事務所と契約して活動している以上Maikaさんの活動も仕事と同じですし、Maikaさんにしかできない仕事です。
こんな大事な時にも弟を助けることのない姉に、弟は受け入れがたいと悲しみを滲ませていました。
弟さんの障害の程度がどれほどなのか不明ですが、お母さんが言うには上記のようだったそうです・・。
私達家族はもうMaikaの活動を応援できない。今すぐ辞めてくれとお願いしました。即日に辞めるなんて無理は承知でしたが、それ程家族の怒りと落胆が大きかったのです。運営とは言い争いになり、こちらもひどい言葉を投げつけ怒鳴りもしました。
家族の怒りは相当だったようですね。
さらに、突然辞めると決定済みのイベントに穴があいてしまい違約金がかかるというので、既に決まっている2025年7月のワンマンライブには出演させるけれどもそれ以外はNANAとの練習もさせないとのこと。
運営側に「お母様の言葉で活動辞退について投稿して下さい」と言われたので投稿することになった。
最後に、関係者やファン、NANAさんに申し訳ないと謝罪していますが、
しかし私達家族はもう限界でした。
という一文で結んでいます。
Maikaはヤングケアラー?
ここで問題になるのが「Maikaさんはヤングケアラーなのでは?」という確信にも似た疑問です。
ヤングケアラーとは
ヤングケアラーとは、家事や家族の世話を日常的に行っている18歳未満の人のことをいいます。
18歳から30歳までの人の場合、「若者ケアラー」とも呼ぶそうです。
Maikaさんはおそらく18歳以上なので、若者ケアラーということになりそうです。
ヤングケアラーの問題点
ヤングケアラーの問題点は、家族のために自分の時間や活動を犠牲にしなくてはならないことが多くを占めています。
頼れる人が家族以外にいないため、両親が仕事に出たりすると残された子どもが介護や世話の必要な家族をケアすることになります。
「家族で協力して」「家族だから当然」という思考に縛られ、本人は自分の時間や活動を犠牲にしなければならずキャリア形成に影響が出たり、心身に相当な負担がかかります。
ヤングケアラーを減らすためには
家族内だけの問題にせず、医療機関や介護事業所などの支援機関と連携しながら必要な支援を受けることが大切です。
これはヤングケアラー本人にはできないことなので、親や周囲の大人が気付いて対応してあげることが必要になります。
※また、弟さんが障害をお持ちということなのでMaikaさんは「きょうだい児」でもあります。
きょうだい児もヤングケアラーと同様に、親がカバーできない分を負担することになり、心身に負担を感じることが多くなります。
SNSの反応
なんで姉が弟のために人生捨てないといけないの?
娘の幸せは置き去りなの?
弟を支えるってのも分かるけど、娘の夢を応援してあげれないのはバランスがおかしくなっているのでは
など、弟さんのケアもわかるけれどもMaikaさんの夢や人生もあるわけで、そこを親がちゃんとケアしてあげてほしいという意見が多く見られました。
最新の状況
11月10日、事務所のマネージャーからのコメントが投稿されました。
Maika、Nanaの二人とも体調が回復に向かっているとした上で、
現在までに決定しているライブ、イベントは無理のない範囲で今まで通り出演します。
毎週行われていたTikTok配信も11月19日(Nana)、11月22日(Maika)で予定されているそうです。
11月16日にはイオン春日井ショッピングセンターの音楽イベントに出演。
11月23日には大阪鶴見緑地公園でのイベントに出演。
当初の母親のコメントでは来年7月のワンマンライブ以外は出演させないと記されていましたが、事務所の発表どおり現在までに決定しているライブやイベントは予定通り出演できるようですね!
しかし、今後の活動については
現在もご家族と協議中
ということで、どうなるかは不透明なままです。
まとめ
おそらくMaikaさんは今までもずっと弟のために、家族のためにといろんなことをお手伝いされてきたんでしょうね。
同様に、我慢も。それを夢を優先したことで家族に怒り狂われるってとても気の毒だと思ってしまいます。
家族の形はそれぞれで、お母さんも限界だったそうですが、娘が自分を優先したことで激怒する家族って何なんでしょうね・・
Maikaさんがご自分の人生を楽しめることを願います。