春になるとお弁当生活が始まる人も多いかもしれませんね。
お弁当箱に木製の曲げわっぱを選ぶ人も増えてきています。シンプルだけど質感がよく、おかずも美味しそうに見えるのでいいですよね。
でも曲げわっぱだと木製だから電子レンジで温められないというのがネックになることもあります。
お昼に温かい曲げわっぱ弁当が食べられたらいいのに・・!
しかし我が家では思いがけず1年も曲げわっぱをレンジで使用していました。お弁当を作っていた私もびっくりです。
使っていてどうなっていたか、また、こうすれば良いよというアイデア、レンジ対応の曲げわっぱについてもご紹介します。
曲げわっぱ弁当箱はレンジ可能なの?
曲げわっぱ弁当箱は、木製のため基本的には電子レンジは使用不可です。
曲げわっぱをレンジで加熱すると、木の水分が蒸発してひび割れたり変形したりすることがあります。また、漆が使われている場合も、漆が高温になることで割れたり剥げたりすることがあります。
曲げわっぱをレンジ加熱して使っています
私の夫は、毎日会社に曲げわっぱのお弁当を持っていきます。
1年ほど使用していたある日、ふとした会話で「お弁当を職場のレンジでチンして温めている」と聞いて驚きました!
木製の?曲げわっぱを?レンジでチンしている〜!?
大丈夫なの?と思い、曲げわっぱ弁当箱をチェックしてみましたが、割れている感じはありません。
濃い茶色の曲げわっぱで、そういえばなんとなく内部の色が剥げてきているように見えていましたが、毎日使って洗って乾かしているのでそんなもんだろうと思っていました。
ちなみに使用している曲げわっぱ弁当箱は、何万円もする高級品ではなく、楽天で購入した数千円の大量生産ものです。
夫の衝撃的なカミングアウトからさらに1年ほど経ちますが、現在もその曲げわっぱは現役で使用できています。
気をつけていること
気をつけているというか、以前からしていたことなのですが
曲げわっぱにお弁当を詰めるとき直にそのまま詰めるのではなく、まず全体的にラップで内部をカバーしてから、その中に詰めています。
そうするとご飯や油もののおかずが直に弁当箱に触れないので、食べ終わった曲げわっぱを洗うのが格段に楽になります。
見た目的にはちょっとアレですが、詰めたあとにはみ出たラップをハサミでカットして見えなくするといいですよ。
曲げわっぱをレンジでチンする場合、漆や塗装の成分が高温になって溶け出したりすると心配ですし、ラップを敷いておくことで食品につくのを防ぐことができると思います。
レンジ対応の曲げわっぱもあるよ
レンジ対応の曲げわっぱには大きく分けて2種類あります。
曲げわっぱ風弁当箱
プラスチックなどの素材でできた曲げわっぱ「風」の弁当箱。
見た目の形は曲げわっぱですが、ツルツルしていたりとちょっと素材が違うことが分かります。
これならレンジ対応なので安心してチンできますが、曲げわっぱ特有の木の風合いがないのでちょっと寂しいかも。
木製なのにレンジ対応の曲げわっぱ
よく使われる杉ではなく、水分量の多いヒノキやサワラを使い、乾燥に強い材料で作られた「レンジ対応木製曲げわっぱ」があります。
漆などの塗装もしていないため、塗装が剥がれたりといったこともありません。
しかしその分、食品の油などを吸ってしまって匂いやシミがついたりしてしまうかもしれません。
ラップを敷いて使うのがおすすめです!
まとめ
我が家は自己責任で曲げわっぱをレンジで使用しています。
2年以上経ちますがいまのところ割れなどは見られず、色が少し剥げてきたかなという感じ。
ものによるかとは思いますが、レンジ加熱してもそんなにすぐには割れない印象です。ほんのり程度ならいいのかも?
高級な曲げわっぱをチンする勇気はありませんが、大量生産の曲げわっぱなら多少レンジで使ってもいいかも・・というのが我が家の見解です。(ラップは敷いて)
見た目にもテンションの上がる曲げわっぱのお弁当箱で、お弁当ライフを楽しんでほしいと思います!