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強盗の下見の特徴6選!首都圏以外にも・・家のここを注意して対策を!

最近激増している住宅の強盗事件。闇バイトを使って乱暴な手口で侵入し暴行するなど、強盗致傷や殺人事件にまで発展しています。

今は首都圏が多いですが、全国でも強盗の「下見」と思われる行動が目撃されていて注意が必要です。

強盗の下見の特徴と、それに対する効果的な防犯対策についてご紹介します。

目次

関東を中心に強盗事件が多発

2024年現在、話題になっている「闇バイト関連事件」をはじめとして強盗事件が多発しています。

昨今の強盗の特徴はというと、

在宅中、就寝中に窓ガラスを割って複数人で侵入してくる

住人を縛ったり危害を加えるなど暴力的である

など、闇バイトの実行役が複数人で侵入し、外部から指示を受けながら非常に暴力的な手法でお金を盗もうとしてきます。

とくに今年8月ごろから多く発生しており、以下に記した事件以外にも多数起こっています。

最近起こった住宅強盗事件

9月18日 さいたま市 80代の母親と60代の娘を縛って暴行し、現金を奪って逃走

9月28日 練馬区 50代の父親と20代の息子に暴行し、時計や現金を奪って逃走

9月30日 国分寺 60代の女性を縛ってハンマーで殴り、現金を奪って逃走

10月1日 埼玉県所沢市 80代の夫婦を切りつけ、現金を奪って逃走

10月15日 横浜市 70代男性が縛られ殺害されているのが見つかる 現金が奪われる

10月17日 千葉県市川市 50代女性が暴行を受け縛られ車で連れ去られる 現金と車が奪われる

東京や千葉、埼玉などを中心に数日おきに発生しているのが怖いですね。

一軒家の方たちは怖くて眠りが浅くなったり、生活にも支障が出てきているようです。

逮捕者は出てきていますが、実行役と呼ばれるいわゆる「闇バイト」に応募してなかば強制的に強盗に加担させられた人が多く、元凶である指示役や組織はまだ暗躍しています。

強盗は下見を行っている

首都圏以外にも広島や福岡でも最近は、強盗犯たちが下見を行っているかもしれないと言われています。

広島で10件以上・・「トイレ貸して」と不審者訪問

福岡で多数・・「在宅時間は?」などと聞く電気業者が一軒家を訪問

→ 福岡の電気業者の件は、通報を受けた県警が調査した結果「本物の電気事業者」だと判明しました。

全国的に強盗を警戒しているこの時期に不在時間や在宅時間を聞かれるなんてそれはびっくりしますよね!

我が家も警察と名乗る人が家族構成などを尋ねてきてビビリ散らした経験があります(本物の警官だったみたい)。

訪問してきた人が本物かどうか、不審者じゃないという証明もなかなかできにくいので、難しいですよね。

市原市の事件では下見とみられる行動も

前述の10月17日千葉県市原市の事件でも、事件前に周辺の住宅を「塗装工事してるんですけど変な匂いしませんか」と訪ねる人物がいたそうです。

近隣住民A:
遊び人風の30前後の男性が、「変なにおいしませんでしたか?」って。

近隣住民B:
「塗装工事していて、においがくさいと苦情が来ているので、一軒一軒回ってるんです」って。

yahooニュース

これと全く同じ行動をする人物が、名古屋でも現れているというので注意が必要です。

強盗の下見の特徴

本物の強盗(や空き巣)の下見の特徴としてはいろいろありますが、とくにチェックしておきたいのが以下の6点です。

  • 住宅の周囲を知らない人物が徘徊している(作業着やスーツ、普通の服装)
  • 住宅の周囲を見ながら電話をかけつつ徘徊している
  • イヤホン通話をして徘徊している例も
  • リフォーム業者や修理業者、買取業者のふりをして家の中を見て回る
  • 家族構成やそれぞれの在宅時間を聞こうとする
  • 不審な車が停まっている

特に、業者のふりをして家に入り込んでくるのは要注意です!

家の間取りや鍵の種類、家族についてなど細かく下見されている可能性があります。

知らない業者が来たらまずは家に入れないこと。

インターホンで用件を聞き、書類やチラシはポストに入れておくように言いましょう。ドアを開けてはダメ!

家のここを気をつけて!

強盗に家を狙われないためにできることは、防犯を徹底することです。

最近の強盗の実行役は闇バイトの「素人」が多いため、威嚇のできる「攻めの防犯」ができると効果的です。

そのためにおすすめの効果的な方法をご紹介します。

防犯フィルムを貼る

最近の強盗の侵入手口の多くは窓ガラスを割って入ってきます。最初から住人を縛る気でいるので、こそこそと入ってきたりはしない印象です。

なので主に1階部分の窓ガラスには、強い効果のある防犯フィルムを貼って、窓を割られにくくすることが大切です。

雨戸もあればきちんと閉めましょう。

防犯カメラを設置する

家の玄関や勝手口、裏口など、数か所に防犯カメラを設置すると抑止になります。

最近では価格も安くなってきており、夜間でも映りが良く、SDカードに長時間録画できるものが主流です。

スマートフォンで映像を確認できるので、家の中からでも外の様子を見ることができます。

ダミー(偽物)を取り付ける際は、偽物とわからないほど精巧にできたものを選びましょう。

センサーライトをつける

玄関前や庭、裏口などに明るいセンサーライトを取り付けるのも効果的です。

人や動く物が前を通るとセンサーが感知して「ピカーッ」と明るく光ります。

かなり明るく光るものもあるので、抑止には効果があります。ホームセンターなどでも取り扱っています。

同様に、防犯ブザーなども異常を周囲に知らせることができます。

まとめ

今年に入って急増する、闇バイトなどを使った強盗事件。中には暴力的なものも多く、注意と警戒が必要です。

強盗の多くは下見をしていることから、下見の特徴を知ったり、見知らぬ人物を家に上げないなどの対策も大切

万が一の際にも威嚇できて防御できるような、攻めた防犯を心がけて実施したいですね!

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