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sunny
犬好きの妖精です。気になるニュースやトレンドについてまとめています。

電動シートボードが免許不要なのはなぜ?購入価格は?歩道を走れる?

電動キックボードに続き、座って乗れる電動シートボードが運用されることが決まりました。

電動シートボードを運転するのになぜ免許が不要なのかや、自分で購入した場合に必要なもの、どこを走れるのかについて調べました。

目次

電動シートボードは免許不要で乗れる!

出典:PRTIMES

スマホで借りられる電動マイクロモビリティのシェアリングサービスを行うLUUPが、電動キックボードに続いて電動シートボードを導入することを発表しました。

運用は2024年冬以降となる予定です。

電動シートボードを運転するのに免許は必要ありません

LUUP電動シートボードの特徴

  • 特定小型原動機付自転車である
  • カゴ付きのため荷物が積める
  • 座って乗れる
  • 小型設計のため既存のLUUPポートに置ける
  • 自転車誤認防止デザイン

特定小型原動機付自転車とは

特定小型原動機付自転車とは次の基準を全て満たすものになります。

16歳以上なら免許不要で運転できます。

出典:警視庁

  • 車体の長さ190センチメートル以下、幅60センチメートル以下
  • 定格出力が0.60キロワット以下の電動機を用いること
  • 時速20キロメートルを超える速度を出すことができないこと
  • 走行中に最高速度の設定を変更することができないこと
  • AT機構がとられていること
  • 最高速度表示灯が備えられていること

2023年7月の道路交通法改正にともない、特定小型電動機付自転車に免許は不要となりました。

その理由としては、

最高時速20km/hは自転車と同等の速度であると考えられるから。

なのですが、電動キックボードの例を見ても気軽に車道を走るには危ないし、歩道を走るには歩行者にとって危ない、さらに飲酒運転の問題もあり、なぜ規制緩和されたのか不思議に思う人が多いでしょう。

それにはなんらかの利権が関連しているという人もいます。

 

さらに特定小型原動機付自転車には以下の条件も含まれます。

  • 道路運送車両法上の保安基準に適合していること
  • 自賠責保険に加入していること
  • ナンバープレートを取り付けていること

「道路運送車両法上の保安基準」とは、自動車の構造・装置についての安全確保及び環境保全上の技術基準です。

これからLUUPのレンタルだけでなく他の企業からも同じような電動シートボードが販売されるようになるかもしれませんが、

免許不要で運転することが可能ですが、自分で電動シートボードを購入して乗る場合自賠責保険への加入とナンバープレートの交付を受け、取り付ける必要があります。(LUUPでレンタルする際は会社側がしているので不要)

電動シートボードはどこを走れる?歩道は?自転車専用道路は?

出典:PRTIMES

電動シートボードは車道(の左端)を走らなければなりません。

2023年7月1日より自転車専用道路も走行可能になりました。

LUUPの電動シートボードの最高速度は以下になります。

最高速度:車道モード20km/h・歩道モード6km/h
※特定小型原動機付自転車は、特定の標識がある歩道のみ、最高速度6kmのモードで走行が可能です

https://luup.sc/news/2024-06-25-seated-e-scooter/

車道を走る時は20km/h以下、特定の標識がある歩道は6km/h以下で走ることになります。

特定の標識がある歩道って?

出典:https://trafficsignal.jp/~mori/hfki1d.htm

特定の標識とは、「普通自転車等及び歩行者等専用」の道路標識のことです。

このマークがあると歩道でも特定小型原動機付自転車は6km以下での走行が可能となります。

つまり

原付バイクのように車道の左端を走れる上、自転車専用道路も走れて、速度を落とせば特定歩道も走れる

というとても気軽で便利な乗り物になっています。

それゆえに、電動キックボードと同じく運転する人の交通ルール遵守意識やモラルが重要です。

電動シートボードはヘルメットが必要?

電動シートボードにヘルメットは努力義務となっています。

しかしながら、原付バイクと同じように車道の端を走れるのにノーヘルというのは危険な気がしますね!

電動シートボードは本来、足腰に不安のある方の将来的な移動手段を目指して開発されたもの。

電動アシスト自転車に乗れない、電動キックボードは不安定で乗れない、買い物などの荷物も運びたい、という人が使うことを想定しているので、メインは歩道をゆっくり走るのが正しい使い方のようです。

電動シートボードの購入価格は?

電動シートボードを電動キックボードにサドル(椅子)がついたものとするなら、楽天やAmazonでも多数の取り扱いがあります。


価格は約20万円前後といったところでしょうか。

また、電動キックボードに後付けするサドルも販売されています。


まとめ

電動シートボードに免許は必要なく、ノーヘルで車道も特定歩道も走れるということがわかりました。

今問題になっている電動キックボードのように、危険な乗り方をしてしまう人がいるとまた社会問題化してしまう可能性があります。

お年寄りなどにはとても便利な乗り物になるので、みんなが正しく使って広まっていくといいですね。

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