再びトランプ元大統領に暗殺未遂事件が起きました。
今回も未遂に終わりましたが、短期間に2度目の暗殺未遂事件が起きるのも異常です。
暗殺しようとした理由と、囁かれる自作自演説について調べてみました。
2度目の暗殺未遂事件
2024年9月15日、フロリダ州ウエストパームビーチのゴルフ場、午後1時半
ゴルフ場はトランプ氏が所有するもので、周辺が住宅地で人の出入りも比較的容易
トランプ氏がプレー中だった場所から400メートルほど離れた茂みにあるフェンスから、銃身が突き出ているのを先回りして偵察していたシークレットサービスが見つけて発砲
犯人は逃走したが、緊急配備の地元警察官によって拘束された
犯人はスコープ付きのAK47型のライフル銃やGoPro(小型カメラ)を持っていた
犯人は?
犯人はライアン・ラウス
引用:X
「ライアン・ラウス」という名前の男は、ウクライナ狂信者でトランプ嫌いで、明らかにウクライナで戦う兵士を募集していた。
ラウス氏のソーシャルアカウントには、ウクライナへの兵士募集に関する投稿があふれていた。
彼はまた、X全体で反トランプの投稿を共有しました。
「兵士の皆さん、私に電話しないでください。私たちはまだウクライナにアフガニスタン兵士を受け入れるよう働きかけており、今後数か月以内に何らかの答えが得られることを期待しています。ウクライナで戦うことに興味があるなら、パスポートを持っていて私に送ってください」 Whatsapp経由で…」と彼はFBへの投稿で述べた。
他の投稿は反トランプのレトリックで構成されていた。
https://x.com/CollinRugg/status/1835442393728106636
写真を見てもわかるように、アメリカや外国について強い信念を持っているようです。
暗殺未遂をした理由は?
犯人のライアン・ラウスがトランプ元大統領を暗殺しようとした理由はいくつかあるようです。
反トランプ
彼のSNSアカウントは既に凍結されており、何が書いてあったか載せることはできませんが
ウクライナへの兵士募集の投稿以外はほとんど反トランプの投稿だったと言われています。
ハイチ移民に関する偽情報拡散?
トランプ氏はテレビ討論会で、不法移民を巡り「犬や猫を食べている」と語り、批判を受けても撤回していません。
また、副大統領候補のJ・D・バンス上院議員はXで、ハイチからの不法移民によりペットがさらわれ、食べられているとの報告があると投稿。
イーロン・マスクなども拡散に加わり一気に拡散しました。
テイラー・スウィフト?
暗殺未遂が起こった同日、トランプ氏はSNSに「テイラー・スウィフトが嫌い」と投稿しています。
テイラー・スウィフトは選挙戦の行方をも左右しかねないほどの影響力を持つ、米の大人気歌手。
その反感からテイラーのファンが暗殺未遂に?という情報もありましたが、犯人がライアン・ラウスと特定された今ではその理由ではなさそうですね。
トランプ氏の自作自演説
2024年7月にはペンシルベニア州での選挙集会中に銃撃事件が発生し、耳を負傷したトランプ氏。
それでも立ち上がり拳を振り上げる姿に、人気が過熱したことは記憶に新しいですよね。
しかし現在、対抗相手のハリス氏とは人気が拮抗しています。
しかも先日のテレビ討論会ではハリス氏に大きく差をあけられてしまいました。
そのタイミングでの2度目の暗殺未遂事件。
前回からシークレットサービスによる警備もより強固になっているというのに、この短期間で再び暗殺未遂事件が起こることに疑惑の声も上がっています。
まとめ
トランプ元大統領の2度目の暗殺未遂事件についてご紹介しました。
犯人は反トランプ派でウクライナ狂信者のライアン・ラウス58歳と特定されています。
逃走しましたが拘束され、トランプ氏は無事で元気だということです。
前回の暗殺未遂事件後のような、支持率につながる展開はあるでしょうか?
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