シーインSheinの商品から発がん性物質が相次いで検出されています。
安くて可愛い子供服やアイテムが多く、利用していた人も多いと思いますが、心配ですよね。
シーインの子供服やアイテムの発がん性について調べてみました。
シーインの子供商品から発がん性物質が検出
韓国の保健所の検査によると、昨年から何度もシーインの商品から発がん性物質が検出されています。
その中で子どもに関係のある商品は
- 子ども用腕時計
- 子ども用長靴
- 子ども用サンダル
- 子ども用バッグや靴、ベルトなどの革製品
- 浮き輪・ビーチボール・水着
また、同じような販売形態をもつ中国の通販サイトに「アリエクスプレス」と「temuテム」がありますが、
そちらでも以下の子ども用品で発がん性物質が検出されています。
- 子ども用椅子
- 子ども用粘土
- 子ども用サンダル、サンダルデコパーツ
- スライムのおもちゃ
- 子ども用カチューシャ
- 子ども用アクセサリー
さらに、国際環境NGOの「グリーンピース」によると、子供服からも検出されています。
グリーンピース・ドイツは、オーストリア、ドイツ、イタリア、スペイン、スイスのSHEINのウェブサイトから 、男性、女性、子ども、幼児向けの衣服や靴など47点を購入し、 独立研究機関で分析しました。
その結果、靴には非常に高いフタル酸エステル類が検出され、子ども用の衣類には、発がん性のあるホルムアルデヒドが含まれるなど、 EU規制値を超える有害化学物質が検出されました。
https://www.greenpeace.org/japan/news/story_60506/
子供服からも検出されているという事実はとても怖いですね。
何が検出されたのか
フタル系可塑剤
樹脂の硬度を調整するための添加剤で、ヒトへの有害性への懸念から様々な国内外の規制があります。
鉛やニッケルなどの重金属
ホルムアルデヒド
子どもと発がん性物質
発がん性物質自体は私たちの身の回りにもあります。
例えばタバコ、タバコの副流煙には何十種類もの有害物質が含まれています。
それを少し吸ったからといってただちに病気になるわけではありませんよね。
慢性的に長期にわたって吸い続けることで体内に蓄積して病気になります。
しかし、子どもの場合はまだ発達途中であり身体の機能も未発達で小さいため、有害物質の影響をより強く受けることが懸念されます。
特にシーインやテムなどの商品は激安で販売するために材料費を極限まで低くして作られるので、本来は使わないような危険な材料を使っていることがあります。
そのため、それらから検出される発がん物質は「基準値の何百倍」といった驚くべき数値になっていることが多いです。
子どもは何かと口に入れたがったり舐めたりしてしまうので、最大限の注意が必要です。
発がん性物質の他にも危険が
シーインやテムなどの激安子供用品では、原材料の危険性の他にも
「パーツの取り付け」が甘かったり、安全基準に沿っていないおもちゃがあるとも言われています。
小さな子どもや赤ちゃんが誤って口にしたりケガをしたりしないように、「STマーク」のついた商品を選んであげることが大切です。
また、大人用の化粧品などからは黄色ブドウ球菌や有害物質も検出されていることもあり、子ども用コスメなども要注意です。
対策とまとめ
調べてみて感じたのは、シーインなどの激安通販では子どもに関するものは購入しないほうが良いということです。
確かに安くてかわいくて欲しくなりますが、我が子の安全と引き換えに手にするものではありません。
赤ちゃんや子どもには安心して身につけられるものを与えてあげたいですね!
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