ついに議会から不信任決議案を可決され、10日以内に議会解散か辞職の選択をすることになる渦中の人・斎藤元彦兵庫県知事。
10日間の中で次々とTV出演しており、「そんなことをしてる場合か」と世間からは呆れの声が上がっています。
中でもNHK「かんさい熱視線」に出演した際の斎藤元彦兵庫県知事の問答がひどいと話題に!
NHK「かんさい熱視線」の放送内容
【兵庫県職員たちの告白 〜斎藤県政の深層〜】
前代未聞の事態が続く兵庫県。なぜこれほど深刻な事態に陥ったのか?現役職員や幹部OBなど20人以上に取材。県政の混迷を招いた根本原因を読み解くための証言を得た。職員たちの告白から斎藤県政の“内実”を浮き彫りにし、亡くなった告発者が「職員が誇りを持って働ける県庁にしてほしい」と望むに至った理由を明らかにしていく。
NHK
斉藤知事の噛み合わない質疑
2024年9月20日のNHK番組「かんさい熱視線」に中継出演した斉藤元彦氏。
出だしこそ
「いまの兵庫県政の状況になっていることを心からお詫びしたい」
「大変申し訳ありませんでした」
と謝罪したものの、
県職員を取材した番組内容についてアナウンサーに
「知事の姿勢を問う声、県政への批判の声もあったが、知事の何がいま、こうした事態を招いているか?」
と問われるも、自身の3年間の実績を並べ始め、質問の回答にはならなかった。
たまりかねたアナウンサーに
「知事!実績は分かりました。改めて聞きますが、知事の何が今、こうした事態を招いているか?」
と再度同じ質問を投げかけられたが、
「そういった声、職員の切実な思いは聞かなくてはならないと思います。そこはありますけども、これまで改革を進めてきた中で…」
と再び自身の改革についての持論を展開。
ついにはその場にいたもう一人・兵庫県議会担当の記者に話をさえぎられる場面もあった。
「県職員の不信を取るために、具体的に何をするつもりか?」
と質問の聞き方を変えられたが、
「これまでも知事と幹部職員が協議をしていくことをやってきたし、これからもやっていこうと」
さらに、知事室から出て若い職員たちともオープンにやっていく、と回答した。
全会一致で不信任決議が可決されたこの状態でそれができるのか疑問です。
自身の考えを押し通す
また、「告発者捜しの初動については問題なかったか」と問われるも
「誹謗中傷性が高く、いま考えれば、いろんな対応策があるという指摘は分かりますけど、私としては当時の対応としては、あれがベストな方法だったと考えている」
と、依然として自らの非は認めず最適な対処だったと回答しました。
TV出演は選挙運動の一環!?
立て続けにTVに出演し、自身の実績を勝手にアピールし始める斎藤知事。
これはもしかすると議会解散からの知事選再出馬を選択するのでは・・?
選挙運動の一環として考えているのかもしれません。
SNSの反応
斎藤知事のこの発言内容に対して、SNSでは呆れの声が上がっています。
都合の悪い時は長々と話して、徹底的に『質問に答えない』よね
本当に反省しているのなら、質問に対し、
立て続けにこんな的外れな受け答えはしない
NHKに出た意味あった?
斎藤の実績アピールはほんと見苦しかった。
自分、自分、自分のサイコパスとしか思えない。
知事選再出馬への目論見だと推察するが、事前の選挙活動とも取れるこの卑怯な動きは県民の目にどう映っているだろうか。
引用:X
まとめ
斎藤知事の「かんさい熱視線」への出演内容が、質疑が噛み合わず放送事故だと話題になっています。
百条委員会でもそうでしたが、自身の非は認めず、実績をアピールする姿には逆に反発が高まるのではないでしょうか。
テレビのインタビューなどを見ても、もう何も言わず辞職してほしいと思っている人が多いですよね。
いつまで続くのでしょうか!
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