パリオリンピックの女子バスケットボール日本代表に選ばれた宮崎早織さん。
自身のことを自他ともに「ユラ」と呼んでいるのはなぜ?
調べてみると、日本独特のものだということがわかってきました!
「ユラ」は宮崎早織のコートネーム
出典:https://basket-count.com/article/detail/120103
「ユラ」は宮崎早織選手のコートネームです。
コートネームとはコート内で選手同士が呼ぶニックネームのようなもの。
試合中に一瞬で意思疎通ができるように、本名とは違う短めで呼びやすい名前になることが多いようです。
また、親しみを込めたあだ名で呼ぶことでチームの団結力や親密感を上げる目的にも使われます。
コートネームは日本女子独特?
コートネームを使用しているのは日本のみ
なんとコートネームというのは世界でも使用しているのは日本だけだそう。
ほとんどがバスケットボールで、バレーボールでもたまに見られることがあります。
そして男子チームでは使われていないそうなので、日本女子チーム独特の文化(?)と言えそうです。
コートネームは自分で決めない!?
また、コートネームは本人が決めることは少ないようです。
高校時代に決まることが大半だと思います。入学時に先輩や先生から「あなたのコートネームはこれね」と与えられます。大学に進学して変わる選手もいますし、その後のクラブでもまた新しいコートネームに変わる選手もいます。
https://basketballking.jp/news/japan/wjbl/20170517/13636.html
高校時代に、最高学年の3年生が新入生につけることが多く、「こんな選手になって欲しい」という願いを込めて与えられるそう。
もし本人から「変えたい」との申し出があった場合は、チームによって異なりますがその場合も先輩が候補をいくつか出し、本人がその中から選ぶといいます。
自分で決められないのは驚きですが、尊敬する先輩や先生に考えてもらった名前と思うと大切にしたくなる気持ちも理解できますね!
コートネームは日常生活でも使う
コートネームはチーム内で過ごす日常生活でも使われます。
なので試合のコートの外や合宿中などもずっと使われるそう。
それなら本名と混同することもあまりなさそうですね。
宮崎早織選手もインスタのプロフィール欄に「ユラです」と掲載していますよ。
宮崎早織
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コートネーム「ユラ」の由来
そして宮崎早織選手のコートネーム「ユラ」については、こんな由来があります。
「ユラ」はどんな状況でも揺らがない選手になれるように、という想いからこのコートネームになりました。けど、普通は揺らがないではなく揺るがないと言いますよね。なので、本当は「ユル」なんです。でも可愛いから「ユラ」でいいですね。
https://basketballking.jp/news/japan/wjbl/20170517/13636.html
「揺るがない」が由来とは素敵ですね・・!
コートネームを考えるのにもセンスが必要そうです。
その他のコートネームと由来
他の選手のコートネームも少しご紹介しましょう。
リュウ(吉田亜沙美)→勝利の「流」れを呼び込めるように
ネオ(藤岡麻菜美)→「新」しい風を吹かせられるように
リョク(西山詩乃)→魅「力」あるシューターになれるように
アース(宮澤夕貴)→「宮」→天照大御神(あまてらすおおみかみ)の「ア」と「ス」をとって「アース」
いろんな由来があって興味深いです!
まとめ
バスケ宮崎早織選手のコートネーム「ユラ」について調べてみました。
コートネームは日本女子バスケチーム独特のもので、先輩から与えられるということに驚きです!
パリオリンピックで試合を見る際には選手同士の呼び方にも注目してみてはいかがでしょうか?