兵庫県元知事の斎藤元彦氏が失職し、出直し知事選に臨むことになりましたね。
その知事選に前尼崎市長である稲村和美氏が立候補することが明らかになりました。
彼女の評判は?実績は?
稲村和美氏プロフィール
- 現在51歳
- 奈良県出身、神戸大学法学部卒
- 大学在学中に「神戸大学総合ボランティアセンター」を創立し、初代代表を務める
- 尼崎市長選挙に立候補した白井文の選挙事務所でスタッフを経て、2003年4月の兵庫県議会議員選挙にて初当選
- 2010年尼崎市長選挙で女性市長としては当時最年少の38歳で市長に
- 2014年、2018年再選し、尼崎市長に3選
- 2022年任期満了を待たずに退任、政治家を引退
現在は講演活動などを行っているようです。
稲村和美氏の評判と実績
尼崎市長時代の稲村和美氏は、財政再建や市役所改革、自治のまちづくりなどに取り組んだ。
「前市長時代に崖っぷちであった財政を立て直す取り組みを進め、財政の悪循環を生んでいる構造を断ち切り市債残高の減少をしっかり見据え、予算を収支均衡させながら、必要な投資も両立させることができた」(本人談)
神戸新聞
その他、
- 中学校給食のスタート
- 子ども医療費助成の拡充
- 子育て支援センターの拠点整備を進めた
- 8箇所あった暴力団事務所を0にした
- かんなみ新地をなくした
- 尼崎城を寄付された など
一方で、任期の最後にはUSBメモリーの紛失事案が起き、市民に情報漏洩などの不安を与えた。
2022年6月、全尼崎市民約46万人分の個人情報の入ったUSBメモリを 尼崎市から業務委託を受けた大手情報システム企業「BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス株式会社)」の再々委託先の男性社員が無断で持ち出し、泥酔してカバンごと紛失した。
結局USBは見つかり、情報漏洩はなかったとしたが、稲村市長の夏のボーナス195万円全額カットし「反省と再発防止の決意」とした。
また、尼崎中2いじめ自殺を放置していた問題でで市長として遺族に面会し謝罪をした。
こちらは泉さんの投稿。
稲村和美さんについて、「兵庫県議会議員を経て、2010年から尼崎市長を3期にわたって務め、2022年に退任」と紹介されているが、私とは、同じ中核市の市長として、11年半、ご一緒してきた関係。県議時代も、市長時代も、無所属市民派としてやってこられた方でもある。 https://t.co/Ek0VFej3FG
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) September 29, 2024
稲村和美氏の兵庫県知事選立候補についてSNSの声
尼崎市長時代の公約みた
3期12年やってた割には内容薄くしょぼい
このタイミングで兵庫県知事選挙に出馬か、この人は有能だしちゃんと管理が行き届いてたら大丈夫そうではある
保育園にママチャリで送り迎えをしながら、市長の活動をしていたとか
稲村和美が立ったら圧勝すると思うけどね。
女性、元県議からの市長、神戸大出身、阪神大震災のボランティア活動から政界に
ある意味、元彦と正反対の属性
稲村和美氏は、尼崎市長として、住民や警察と連携し、尼崎を暴力団事務所「0」の街にし、尼崎のイメージを変えました。
長年誰も手を付けなかった、反社の事務所とかんなみ新地をぶっ潰した女傑です。
まとめ
稲村和美さんのSNSでの評判は、きちんと実績もあるし尼崎市を立て直したとして好意的な意見が多かったです。
たまに「何もしてない!」などの極端な投稿もありましたが、実績を調べた限りではいろいろされている印象です。
1期目でパワハラ問題や疑惑の多い斎藤元彦氏と比較すると、尼崎市長を3期務めた彼女の方に軍配が上がりそうな気がするのですがどうなるでしょうか。