パワハラ問題などで話題に事欠かない兵庫県知事の斎藤元彦氏。
百条委員会での答弁も自分は間違っていないとの態度で、多くの問題が明るみに出ているというのに自ら知事を辞める気はないようです。
斉藤元彦知事はなぜ辞めないのか?おそらく彼以外のほとんどがそう疑問に思っていることを調べてみました。
斎藤元彦が兵庫県知事を辞めない理由
任期満了まで続けたい
およそ残り1年といったところですが、知事としてこのまま県政を進めていくことにこだわっています。
「任期満了まで日々の仕事をしっかり着実にやっていくのが私の責任の果たし方だ」
県職員労働組合から辞職を求められても
「一つ一つの仕事を通じて、職員との信頼関係をつくっていく」
アンケートの結果、多くのパワハラが示されても
完璧な人間ではないのでいろいろなミスもしてきたと思う。反省して、新しい自分として、県政を前に進めたい
過ちを認めて任期満了せずに今回のことで辞職するとなると、これから政治家としての道が絶たれることになります。
それで任期満了にこだわっているのではないかと言われています。
退職金を受け取りたい
こちらも、過ちを認めて辞職してしまうともらえなくなってしまうのでこだわっていると思われます。
ちなみに、斉藤知事の2023年の年収は約1700万円でした。高額ですね!
政治家としての道が絶たれると高収入の年収も得られなくなります。
「おねだり知事」とも揶揄されるほど、物品や食品についてはがめついという印象なので、退職金となるとそれはもう無くなってはいけない大切なものでしょう。
知事のイスを手放したくない
若い頃から官僚や知事になることを目標にしてきたとされる斉藤知事。
ついに知事のイスを手に入れ、「おれは知事だぞ」と偉ぶっている今、みすみすこの地位を手放したくないのではと言われています。
自分が悪いと思っていないことでならなおさらです。
百条委員会では、自死に追い込まれた県幹部への処分は「適切だった」と主張を変えず、
多くのパワハラ事例についても「残念だ」「私の認識では間違っていない。不快な思いをした人がいたら申し訳ない」と言葉のみで、謝罪の姿勢はとりませんでした。
告発についても「ショックだった」と被害者のような答弁をしていることから、心から自分は悪くないと思っているように見えます。
株式会社空気を読むを科学する研究所の清水さんによると、
斉藤知事の答弁での「微表情」を読み解くと
『パワハラを知っている』『パワハラを聞いた』とアンケートで答えた職員は、38.3%、1750人から寄せられているということです」と指摘すると、知事は嫌悪の微表情を見せます。「真摯に受け止め、反省して、行動の襟を正していこうと思います」という旨を述べますが、実際に反省の表情は見えません。
知事の見解の正当性について、ここで判断することはさしひかえますが、微表情を分析すると、知事は自身の行為におおむね正当性があると考えているものと推測されます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d4e8bc8e255fe6217c4910e0fa0e7fb59c55da1?page=2
ということで、心の中では悪いと思っていないようだと指摘されています。
自己愛性パーソナリティ障害なのでは?
斉藤知事の言動や行動から、「自己愛性パーソナリティ障害」なのではという見解も広がっています。
自分を特別な存在だとみなすため、自分が望めば周囲の人が動いてくれると期待しているところがあります。 家族やパートナーといった親密な関係性では、怒りを用いて周りの人を支配したり、思いやりを持って扱えなかったりすることが多いでしょう。
引用:ひだまりこころクリニック
自分が中心であり正義であると思いこんでいるこの障害があると、周りの人はパワハラやモラハラに苦しんでしまうことが少なくありません。
まとめ
兵庫県知事の斉藤元彦氏が、ここまでの問題になっているにもかかわらず知事を辞めない主な理由は、
- 任期満了まで務めて政治家としての道を閉ざしたくない
- 退職金を受け取りたい
- 知事のイスを手放したくない
- 自己愛性パーソナリティ障害なのでは?
などであると推測されます。
人も亡くなっているというのに、反省もなく、このままだらだらと続けるつもりなのでしょうか?